高齢者施設ワークショップのご報告

高齢者の皆さまと和菓子作りを楽しみました。

4名で1組、5テーブルを使って計20名の方が参加してくださいました。

2週間前の外国人ワークショップと同じ「練り切り・さくら」だったのですが、国籍も変われば年齢も変わり、注意するべき点やしっかり観察するべき点なども変わってきます。

ピンク色の生地とあんこがよほど色、香りともに美味しそうだったのか、早々とパクリと食べてしまう人がいたり、

初めて被る不織布キャップを「これ何するモノ?どうやって使うの?」と興味津々で触っておられたり、

左手が不自由なので、右手だけでやさしくやさしく力を加えて、でもご本人は真剣そのもので一生懸命作業してくださったり、

大胆にあんこを包んでいらしたので「まあ、とてもお上手ですねえ!」とお声をかけたら、ピースサインを返してくださったり、

写真撮影で自分の作品とインストラクターの作品を取り替える人がいたり。

自分で作った2個だけじゃなく4個もお部屋に持って帰ろうとなさるので「これはお隣の方の分ですね〜」とお声がけ。

そうしたら「妻の分も一緒に持って帰りますから」と。「あらぁ、ご主人でしたか、それは失礼しました」とお隣の方に言うと「いえ、主人じゃありません」

???🤔😅

天真爛漫だったり、いたずらっ子みたいな目配せだったり、笑い話みたいな会話だったり…

なんて素敵な高齢者の皆さんでしょう‼️

続けてのお茶の時間に、さっそく自分で作った練り切りを召し上がる方も。

「いかがですか?美味しいですか?」
「すご〜く美味しい〜〜」
「自分で作ったなんて嘘みたいだわ」
「また作りた〜い」

嬉しい感想をたくさんいただきました。

こちらこそ、貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました😊

(文:南條)

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