024年3月、外国人、高齢者と続いたワークショップの最後は【キッズワークショップ】です。
昨年と違って桜の開花もまだ、お天気も不安定で晴れたり曇ったり(午後は雷雨にもなりました)
少し肌寒い春分の日でしたが、10名のキッズたちと元気いっぱいに「さくら餅(道明寺)」を作りました。
小1から小5までの10名の中には、ちょうど一年前のワークショップに来てくれていた男の子も参加。一年でずいぶん大きくなっていましたよ😊
さくら餅は食べたことがある子ばかりでしたが、実は関東風、関西風の2種類があることも学んでもらいました。
道明寺粉に熱湯を入れて、手作りビーツパウダーでピンク色に染め、
塩漬け桜の葉の塩抜きをし、
こし餡を丸め…
作業は着々と進みます。
15分間、熱湯でふやかした道明寺生地を休ませている間には、少しだけ和菓子のお勉強も。
"さくら"という名前をつけたお菓子がいろいろあることや、桜エビの話も織り交ぜて…。
春の和菓子はウキウキするような美しいものがたくさんあります。写真をたくさん見てもらいました。
15分後、作業を再開して仕上げに入ります。
道明寺生地は、練り切り生地などよりも粘りが強いので、かなり力を入れてあんこを包んでいきます。
みんな上手、上手。
「少しぐらいあんこが見えていても葉っぱで包むから気にしなくていいよ〜!」
なんて見事な仕上がりなんでしょう‼️
昨年も参加してくれた男の子、真っ先に仕上がりましたあ。
他のみんなも、お話をよく聞いてくれて、真面目に作業に取り組んでくれて、しっかりとさくら餅を仕上げてくれて、素晴らしいワークショップとなりました。
見学していらしたお母さま方も、お子さまの見事な手仕事をどうぞ褒めてあげてくださいね。
(文:南條)