4月1日ワークショップのご報告

桜がまだほとんど開花していないという近年では珍しく肌寒い4月の幕開けに、ワークショップを開催しました。

テーマはもちろん「さくら」ですが、ワークショップ的なテーマは「道明寺粉を使う」です。

"道明寺”とも呼ばれる「さくら餅」が最も一般的な使い方ですが、羊羹にもおこしにも使えるという変幻自在な道明寺粉です。

【桜道明寺羹】

桜葉と桜葉パウダーを混ぜた緑の層、真ん中の層には道明寺生地を。
白でもorうっすらさくら色でもどうぞと着色は自由に選びます。
トップレイヤーは透明な寒天液で桜の花びらをあしらって。

桜の香りがなんとも言えないお花見感をいっぱい運んできてくれます。

寒天液の扱い、レイヤーが地滑りしない固さの見極め、繊細な液の流し方などが今回のポイントでした。

【おしゃれ桜おこし】

道明寺粉を煎ります。しばらく煎るとよく見知っている"あられ"に変化します。
この"あられ"と米はぜをメインとして、さまざまな素材を混ぜていきます。

固める素材には、おしゃれと言う名前にマッチするようバターを使って洋風にしてみました。

型は、落雁用にオーダーした漆の抜き型です。細かい枠取りはおこし作りにもとても便利。

「美味しくなあれ、美味しくなあれ」と全体重をかけしっかりプレスして仕上げましたよ。

春休み中の今回のWS、参加できない人も多くわずか2名さまのみでした。

しかしガスコンロを使う工程が2回あったので、ゆったり使えてよかったです。
副理事長も製作に加わり4人でおしゃべりしながら、でも手はしっかり動かして、桜づくしのワークショップtimeを楽しみました❣️

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