2月のCO-NIWAマルシェに出店しました

2月17日(土)、 無事にマルシェ出店が終わりました。 寒くて手をコートのポケットに入れたままの時間も長かったのですが、 お客さまにはきちんとみんなで接客いたしましたよ~。

今回は 【早春の和菓子シリーズ】
早春らしく、 「夏みかん」 「柚子」 「金柑」 と柑橘類が3拍子揃ったマルシェとなりました。

「豆大福」 「うぐいす餅」 「柚子釡チョコ羊羹」 「ひとくちういろう春夢ころころ」 「琥珀糖」 「夏みかんピールチョコ」 の6品を出品。

定番の人気「豆大福」が真っ先に売り切れとなりましたが、 次に売り切れたのはちょっと意外な 「柚子釡チョコ羊羹」!

たくさんの花柚子をいただきましたので、 なんとか利用しようといろいろな試行錯誤を経て、『中をくり抜いた柚子を丸々砂糖漬けにし、 その中に胡桃入りチョコ味羊羹を流し込んで、 蒸す』 という” 蒸し菓子” に落ち着いた今回の新作です。

新しいお味や新しいお菓子をオリジナルで考え出すのは、 まさしくラボの証し。 新たな素材に出会うと和菓子に変身させたい願望が沸々と湧き上がってきます。

「ひとくちういろう 春夢ころころ」 には、 いちご、 金柑、 キウイの3つのフルーツをピュレにしてういろう生地に練り込んでみました。 素敵な名前にぴったりなパステルカラーのういろうです。

「紅白の琥珀糖」も赤はラズベリー、 白はR1ヨーグルトを混ぜてみるという冒険を。 とっても爽やか系の和菓子が出来上がり、 「柚子釡チョコ羊羹」 と共に若い世代にすごく人気がありました。

反面、 「うぐいす餅」 を知らない人たちがいることに驚き!
「これは、よもぎですか?」 「どういうお菓子ですか?」といった質問がありました。

今の人たちは 「うぐいす餅」 食べないのでしょうか? モチモチの求肥の中にこし餡を包み、 たっぷりのうぐいすきな粉でお化粧した伝統的な和菓子なのですが。

和菓子の世界もだんだん変わってきているのかもしれません…
伝統的な和菓子の存在、 地域色の濃い郷土和菓子など、 伝えていきたいものは山積みだなあと感じました。