秋晴れの11月17日(日)、寺家ふるさと村「青山亭」にて、私たちの初めての国際交流茶会を開催いたしました。
これは来年度設立する「はんなり茶会部」を記念したプレ茶会です。
外国人5カ国9名の方にご参加いただき、8名のスタッフでおもてなしいたしました。
まずは和のお弁当をいただき、ムスリムの方用のハラール食(抹茶塩でいただく天ぷらとご飯)も用意してもらい、テーブル席でランチです。
正座が苦手な外国人のためのお店側のご厚意、大変ありがたかったです。
そのあと和室に移って和菓子作りWS。
『練り切り・りんご』を2個ずつ作ってもらいました。
中餡にはりんご餡を用意し、リアルなりんごを目指してちゃんとあずきの種も2粒入れました。
細かい細工や包餡で場がシーンと静かになるのは、外国人も日本人も同じです。
集中して丁寧に作り上げた2個のチャーミングなりんごを前にみんな笑顔でにっこり。
次はメインイベントの茶室体験です。
本日の亭主は、裏千家の先生でもあるはんなりの会員さんです。裏方を務めるのもやはりお茶の先生。
才能豊かでいろいろな特技をお持ちの会員さんたちにいつも助けられています。
茶室でのエチケットや飲み方のレクチャーもありました。
日本語がおぼつかない外国人のための通訳、翻訳ももちろん会員が務めます。
田奈の青葉国際交流ラウンジのスタッフもたくさんはんなりの会員になってくれており、地域交流だけでなく国際交流も対応はバッチリです。
自分で作ったお菓子を美味しそうに頬張り、お抹茶をいただき、いろいろな質問も出て。
ただ、そろそろ正座がキツくなってきた方もちらほらと…。
「みなさん、よく頑張って正座してくださいましたね。
今日は楽しんでいただけましたでしょうか?
それではこのあとはお天気もいいことですし、秋の寺家ふるさと村をゆっくり散策してみてくださいね。
今日はご参加、誠にありがとうございました。」
茶道スタッフ、和菓子製作スタッフ、おもてなしスタッフの全員も初の試みが成功に終わりほっと胸を撫で下ろしました。